「だんでらいおん（空知英秋デビュー作）はどこで読める？」
「あらすじや登場人物について詳しく知りたい！」
「見どころや評判は？」
と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、そんな方のために、「だんでらいおん（空知英秋デビュー作）」を徹底解説！
どこで読めるのか、物語のあらすじ、登場人物の魅力やファンが注目する見どころポイント、レビュー、さらには、作品を生み出した空知英秋氏についてもご紹介し、作品の魅力を深掘りしていきます。
- だんでらいおんはAmazon（Kindle）で読める
- あらすじや主要な登場人物に関する詳細
- 作品の見どころや他の読者の感想レビュー
- 作者についてやほかの作品の紹介
だんでらいおん（空知英秋デビュー作）はどこで読める？Amazon（Kindle）で読めます。
結論からいうと、だんでらいおんは、Amazon（Kindle）で読むことができます。
だんでらいおんは、2002年に少年ジャンプに掲載された空知英秋氏のデビュー作であり、代表作になった銀魂の単行本第一巻に掲載されています。
Amazon（Kindle）では、銀魂単行本第一巻から読むことができます。
また、Amazon（Kindle）の銀魂単行本は、デジタルカラー版も出版されているのですが、カラー版1巻のだんでらいおんに関してはカラー化されていませんのでご注意ください。
▼Amazon（Kindle）公式サイト
だんでらいおんはこちらから
作品のあらすじ・ネタバレ・概要
時は現代の日本、天使の丹波鉄男と黒鉄美咲が中心のストーリーです。
天使連盟送迎部・たんぽぽ組として、未練で現世を離れられなくなった霊をあの世に帰すことが彼等の仕事です。
天使といっても頭の輪っかや羽根はなく、容姿は人間と変わらないですが、霊と同様で生きている人間に天使の姿は見えません。
そんな天使達は、毎日忙しく過ごしています。
今日も成仏できない一人の霊を追いかけています。
その霊は、中山春吉さんという76歳のおじいさんです。
奥さんと小さなケンカをしたまま亡くなってしまったため、謝りたいとこの世に残っていました。
その未練の解決に付き合うことになり、奥さんの魂を身体から出すことに（幽体離脱）なるのですが、中から出てきたのはほかの人のの魂でした…。
主な登場人物
丹波鉄男
日本天使連盟送迎部・第21班たんぽぽ組に所属しています。
黒鉄美咲に振り回されている突っ込み役で、言葉や態度が少し乱暴なところがあります。
美咲からはテツと呼ばれていて、天使たちの間では「凶犬のテツ」の異名を持っています。
見た目は銀魂のキャラだと土方十四郎に似ています。
黒鉄美咲
日本天使連盟送迎部・第21班たんぽぽ組に所属し、班長を務めています。
容姿は少し幼いですが、亡霊の宮本武蔵を葬ったほどの力を持つ実力者です。
鉄男からは、班長やあんたと呼ばれています。
脚力が強く自転車を漕ぐのがもの凄く速く、プリンが好きです。
他の天使たちとは違い和装で、見た目は銀魂のキャラだと式神外道丸似です。
中山春吉（ジーさん）
76歳です。
1か月前に、お風呂場で転倒し頭部を強打して亡くなりました。
バーさん
ジーさんの喧嘩した奥さん（バーさん）。
ジーさんの念が強さ、バーさんの幽体離脱を招くことになります。
そのほかの登場人物
鉄男、美咲が所属するたんぽぽ組のほかに、すみれ組、ふじ組、うめ組、きく組などがあり、各それぞれ班長がいます。
また、どこにも所属していないフリーで先輩と思われる磯部という人物などもいます。
各ぞれぞれが、銀魂のキャラクターに似ていると言われており、のちの銀魂を思わせるキャラクター達にファンも多いです。
作品の見どころ
コメディーとシリアスさの絶妙なバランス
空知英秋氏の名前を聞いて思い浮かぶのは「銀魂」ですが、「銀魂」がコメディとパロディに焦点を当てた内容だったのに対し、だんでらいおんはよりシリアスで内面的な物語を描いています。
この作品でも空知英秋氏特有のユーモアは変わりませんが、笑いの中に人生の真実や痛みが感じられます。
その匙加減が絶妙なバランスで、あっという間に読み切ってしまう爽快感もあります。
少し重たいと思われる死をテーマに扱い、キャラクターたちの心の葛藤や成長も描かれています。
その絶妙なコメディー感とシリアスさの絶妙なバランスで、銀魂から空知氏の作品を見た新規ファンもこの作品のファンになる人が多いようです。
魅力的なキャラクター
だんでらいおんの魅力の一つは、その魅力的で個性的なキャラクターたちにあります。
物語の中心人物は、天使で未練があり現世をさまよっている霊をあの世に送るという仕事をしていますが、霊とのかかわりの中に成長していく姿が描かれています。
この主人公が、天使という非日常ではありますが、成長していく過程が読者にとって自身の経験を反映しやすく、共感しやすい存在となっています。
主人公を取り巻くキャラクターたちも非常に魅力的です。
ツッコミがあったり、なぜか一人だけ和装など見た目も性格的にも、少し面白さを演出しています。
また、キャラクター同士の絆や信頼、時には誤解がコミカルだけどシリアスでもあり、物語に深みをもたらしています。
このような要素が重なり合うことで、物語にどんどん引き込まれていきます。
銀魂を感じさせる作品性
銀魂の中に出てくるキャラクターがこのだんでらいおんの主要キャラクターに似てるというところも見どころの一つです。
主な登場人文つの丹波鉄男は土方十四郎に、黒鉄美咲は式神外道丸に似てると言われています。
ほかのキャラクターでも 沖田似の青年が出てきたり、さっちゃん似の班長、坂本似の男・磯部というキャラクターなどが描かれています。
また、出身地の北海道なまりの会話のテンポ感やツッコミボケなどコメディー的な雰囲気が銀魂に通ずるところも出ていたりします。
このようなことから、のちに続く銀魂を感じられるいうところも見どころの一つです。
感想・レビュー・口コミ・評価
空知先生のデビュー作「だんでらいおん」を読んだ時から凄い漫画家がきた！！と思っていました。
銀魂は最高です！！キャラといいストーリーといい、私の中では文句のつけようがないです。
一番私が食いついたのは、独特の台詞まわし！！テンポの良い、しかもめちゃめちゃ笑える生の漫才みたいなボケつっこみが最高です！！
よく親世代になれば、若年層のお笑いを「くだらない」という人がいますが、そんな人にはこの漫画はおススメできません。あるいは意味がわからないと思うと思います。
でも、単にお笑いな漫画じゃないんですよね。泣ける話もたくさんあります。魅力的なキャラ満載です！！
ある意味新撰組ファンにもおススメ！！(笑）腹黒い沖田も見れますよ～！！大好きです！！！（Amazonより引用）
とにかくこの「だんでらいおん」のためだけに
この本を買ってもいいくらいの良さだと思うので、
「銀魂」の連載を読んで、「ちょっとなぁ」と思っている方も
毛嫌いせずに購入してみて下さい。
きっと読んだあとに晴れやかな気分になれるはずです。（Amazonより引用）
作者は空知英秋氏
名前…空知 英秋（そらち ひであき）
愛称…ゴリラ原作者、リアル銀さん
職業…漫画家
出身地…北海道滝川市出身
生年月日（年齢）…1979年5月25日（45歳）
性別…男性
身長…162cm
血液型…AB型
好きな漫画は、ドラゴンボールとスラムダンクで、単行本で読み込んでいたそうですが、ほかはあまり漫画を読まない少年時代だったそうです。
最も影響を受けたのはお笑い芸人のダウンタウンで自分の世代のヒーローであると答えています。
自身でジャンプの連載作家で一番の遅筆であると語っていて、2番目に遅い作家さんより1日遅れているとインタビューで語っていました。
初代担当者はだんでらいおんの作品について、編集部内で応募作品の中で一人だけ老人夫婦の愛憎劇を描いていて絶対年齢ごまかしてると編集部のみんなから言われていた。実際会ってからも暫く疑っていたという内容を語っています。
Twitterやブログをやっておらず、今後もやるつもりは一切ないことを公言しています。
理由は「ネタもストレスも全て漫画で解消する所存です」とのことです。
『リアル銀さん』とファンから呼ばれることもある空知英秋氏ですが、単行本の質問コーナーの答えや、イベントなどのコメントがかなり面白い、言葉選びが秀逸、自虐ネタもいけると話題になることもあります。
Xでも、高橋留美子先生のうる星やつら45周年企画に寄稿したイラストのコメントが、高橋留美子先生をリスペクトしつつもしっかり自虐ネタを取り入れるというスタンスがさすが！と話題になりました。
5年前に銀魂の連載が終わりましたが、新しい連載は現在されていません。
そのことについての言及が2024年12月から始まった銀魂展での空知英秋氏のメッセージがあり、
コロナ化などで、仕事環境がデジタル化に移行したこと、それに伴い新作の執筆が全く進んでいないことが自虐も織り交ぜながら書かれています。
新作の執筆が作者本人から言及されていることにより、ファンの新作への期待が高まっています。
だんでらいおん以外の作品
空知英秋氏の名前を聞いてすぐに浮かぶ作品と言えば銀魂ですが、ほかにも読み切りという形で発表されている作品があります。
こちらでは空知英秋氏のだんでらいおん以外の作品を紹介していきます。
しろくろ
2003年に週間少年ジャンプに掲載された読み切り作品です。
単行本第2巻にも掲載されています。
主人公の坂田とみ子は母から受け継いだ霊能力とバットを使い、怨敵調伏の呪い屋のアルバイトをしています。
ある日、とみ子は友達の依頼を受けると白いカラスが現れて話し始めます。
そのカラスが、とみ子に警告をするとともに、自分は山本五郎左衛門と名乗る魔人で妖怪の頭目であることを告げるという内容のストーリーです。
銀魂
2004年～2018年まで週刊少年ジャンプに掲載された大人気漫画です。
内容は、江戸時代末期の日本を舞台としていますが、宇宙人が日常的に存在している世界観です。
主人公の坂田銀時は、かつて攘夷戦争に参加した経験を持つ無鉄砲な侍です。
戦争終結後に、万事屋という何でも屋を営んでいます。
仲間の志村新八と神楽とともに、奇妙な依頼を受けては問題解決に乗り出します。
宇宙人との対立、幕府や攘夷志士との戦い、そして個性的なキャラクターたちの日常生活が絡み合いながら展開し、パロディやギャグを多用したコメディ要素が特徴的です。
また、登場人物たちの過去や内面に焦点を当てた、シリアスでドラマチックなエピソードも存在します。
風刺や皮肉を交えつつ、友情、正義、自由といったテーマを描いています。
漫画は全77巻で完結しており、アニメ化やゲーム化、実写映画化もされた人気作品です。
ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、個性豊かなキャラクターたちが魅力的な作品といえます。
銀魂は、アニメ化やアニメ映画化（＋実写映画化）、ゲーム化もされています。
空知英秋氏の代表作となっています。
13（サーティーン）
2008年にジャンプスクエアにて掲載された読み切り作品です。
単行本第24巻にも掲載されています。
小学生の五流醐十三夜（ごるごいざよ）は、成績も品行も容姿も優れていたが、クラスの中で浮いていました。
同じクラスの藤枝は遠足のバスで何とか五流醐とクラスの皆との距離を縮めようと計画しますが、五流醐がバスで気分を悪くし、悲劇的な出来事が起こります。
藤枝はそれを見てすぐに対応しますが、うまくいかず二次災害が発生してしまいます。
そんな彼らの青春
この作品は、ジャンプ公式でボイスコミック化もされています。
ばんからさんが通る
2010年週刊少年ジャンプに掲載された読み切り作品です。
単行本第38巻にも掲載されています。
空知英秋氏の読み切り作品の中では一番新しい作品です。
体の一部を機械化し取り入れることが（サイバー化）常識と言われている、少し懐かしさを感じる昭和っぽいキャラクター達が遠い未来の時間軸に繰り広げられる学園ものストーリーです。
各キャラクターの名前は、某国民的猫型ロボットが主人公の漫画に出てるキャラクターたちを元に考えられたと思われています。
だんでらいおん（空知英秋デビュー作）はどこで読める？まとめ
- だんでらいおんは、銀魂単行本第一巻に掲載されており、Amazon（kindle）で読むことができる。
- 天使として、この世にさまよっている霊を天国に帰す仕事をしている登場人物たちの日常と事件をコミカルかつシリアスに描いた作品。
- 登場人物は、天使の鉄男、美咲、天国に帰る前にやりたいことがあるジーさんを中心に事件が起こるストーリー。
- 作品は、コメディーとシリアスのバランスが絶妙で、魅力的なキャラクター、のちの銀魂につながるであろう作品性が見どころです。
- 漫画の口コミは、だんでらいおんを目当てに買ったということや、言葉選びが秀逸すぎるなど好意的なものが多い。
- 作者は空知英秋氏。
- 影響を受けたのは、お笑い芸人のダウンタウン。
- 空知英秋氏のファンは、単行本の質問コーナーの答えや、イベントなどのコメントがかなり面白い、言葉選びが秀逸、自虐ネタもいけることから『リアル銀さん』と呼ばれている。
- だんでらいおん以外の作品として、しろくろ、銀魂、１３（サーティーン）、ばんからさんが通るがある。
- 読み切り作品は、だんでらいおんを含め、銀魂単行本で今でも読むことができる。
