「にいちゃんはどこで読める?」
「あらすじや登場人物について詳しく知りたい!」
「見どころや評判は?」
と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、そんな方のために、にいちゃんを徹底解説!
どこで読めるのか、物語のあらすじ、登場人物の魅力やファンが注目する見どころポイント、レビュー、さらには、作品を生み出したはらだ氏についてもご紹介し、作品の魅力を深掘りしていきます。
- にいちゃんはebookjapanで読める
- あらすじや主要な登場人物に関する詳細
- 作品の見どころや他の読者の感想レビュー
にいちゃんはどこで読める?ebookjapanで読めます。
結論から言うと、「にいちゃん」はBookliveをはじめとする16社以上の主要な電子書籍サイトで読むことが可能です。
2017年に発売された作品のため、現在では紙の単行本を書店で見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、電子書籍なら在庫切れの心配なく、いつでも好きな時に購入して楽しむことができます。
「にいちゃん」が読める電子書籍サイトは以下の通りです。
- ebookjapan
- コミックシーモア
- BookLive!
- Amebaマンガ
- DMMブックス
- まんが王国
- 楽天Kobo
- Kindle
- U-NEXT
- ピッコマ
- LINEマンガ
- めちゃコミ
- コミック.jp
- BOOK☆WALKER
- honto
- 漫画全巻ドットコム
中でも、特にお得に購入したい方には「コミックシーモア」と「ebookjapan」がおすすめです。
コミックシーモア
新規会員登録で70%OFFクーポンが1枚もらえます。
これを利用すれば、定価847円の「にいちゃん」を254円という破格の値段で購入できます。
とにかく安く読みたい方に最適な選択肢です。
ebookjapan
初回ログインで70%OFFクーポンが6回分も手に入ります(※割引上限500円)。
「にいちゃん」は500円引きの347円で購入可能です。
他の気になる漫画もまとめてお得に購入したい場合に非常に便利です。
まずは試し読みから始めたいという方は、多くのサイトで無料試し読みが提供されていますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
▼ebookjapan公式サイト
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作品のあらすじ・ネタバレ・概要

はらだ氏が描く、心揺さぶる衝撃作「にいちゃん」の作品概要と、購入を検討している方向けにあらすじ・ネタバレをご紹介します。
概要
項目 | 内容 |
作者 | はらだ |
出版社 | プランタン出版 |
掲載レーベル | Cannaコミックス |
巻数 | 全1巻(完結済み) |
価格 | 847円(税込)※電子書籍版 |
ジャンル | BL(ボーイズラブ) |
本作は全1巻で完結しており、短編ながらも濃密なストーリーが読者の心に深く刻まれる作品として知られています。
あらすじ・ネタバレ
主人公のゆいは、幼い頃に近所に住んでいた「にいちゃん」こと景に懐いていました。
しかし、二人の純粋な関係は、景がゆいに性的な行為を行ったことで終わりを告げ、景はゆいの前から姿を消します。
数年後、高校生になったゆいは景と衝撃的な再会を果たします。
しかし、かつての優しい「にいちゃん」の面影はなく、彼は心に深いトラウマを抱え、歪んだ愛情をゆいに向けるようになっていました。
ゆいを性的な動画で脅迫し、道具のように扱う景。
それでもゆいは、景への想いを断ち切ることができません。
物語の核心に迫るのが、景が抱える過去のトラウマです。
彼の両親は、景の性的指向を「病気」とみなし、強制的に「治療」しようとした過去がありました。
その地獄のような経験が、彼の心を深く傷つけていたのです。
クライマックスでは、ゆいが自らの意志で景をその苦しみから救い出すために奔走します。
壮絶な過程を経て、二人は再び強く結ばれます。
この結末は、単なるハッピーエンドとは言い切れない、愛と依存、加害と被害が複雑に絡み合った、非常に切なくも美しい形を描き出しています。
最終話の後に収録されている番外編では、二人のその後も描かれており、物語に更なる深みを与えています。
主な登場人物

漫画「にいちゃん」の物語は、複雑な過去と感情を抱えた登場人物たちによって、深く、そして鮮烈に描かれます。
彼らの行動や心理の一つひとつが、この物語に忘れがたい深みを与えています。
ここでは、物語を動かす主な登場人物とその魅力をご紹介します。
ゆい
本作の主人公。
幼い頃に抱いた景への純粋な想いを、高校生になっても持ち続ける一途な青年です。
その純粋さは美徳である一方、危うさも秘めています。
再会後、景から受ける歪んだ愛情に苦しみながらも、彼の心の奥にある傷を理解し、すべてを受け入れて救おうと奔走します。
困難な状況でも相手を信じ抜こうとする彼の強い意志と愛情が、この物語のひとつの光であり、物語を大きく動かす原動力となっています。
景(にいちゃん)
ゆいの幼馴染であり、物語のもう一人の中心人物。
幼少期のトラウマ、特に両親からの性的指向を否定する過酷な「治療」によって心に深い傷を負っています。
その結果、愛情を歪んだ形でしか表現できず、ゆいを支配し傷つけてしまいます。
しかし、その暴力的な行動は彼の心の叫びの裏返しでもあります。
彼の抱える痛みや弱さ、そしてゆいと関わる中で見せる僅かな変化が、物語に言いようのない緊張感と深みを与えています。
舞子
ゆいの同級生で、後に恋人となる明るく前向きな少女。
ゆいが景との異常な関係に苦しむ中で、彼の心の支えとなる重要な存在です。
彼女の存在は、ゆいにとっての「普通の日常」や「健やかな関係」を象徴しています。
その真っ直ぐな優しさと、物事の本質を見抜く潔い強さは、重いテーマが続く物語の中で読者に温かみと安心感を与えてくれる、まさに良心とも言えるキャラクターです。
ゆいの母親・景の両親
ゆいや景の行動原理に大きな影響を与える存在です。
息子を純粋に案じ、守ろうとするゆいの母親の愛情。
それとは対照的に、世間体を気にするあまり歪んだ「教育」で景の心を壊してしまった両親。
この大人たちの存在が、物語の背景にある問題の根深さと、悲劇の連鎖を浮き彫りにしています。
彼らの行動が、この物語のすべての発端と言っても過言ではありません。
これらの登場人物が織りなす、単純な善悪では割り切れない人間関係こそが、「にいちゃん」という作品の大きな魅力です。
作品の見どころ

はらだ氏が描く「にいちゃん」は、一度読んだら忘れられない強烈なインパクトを持つ作品です。
「BL界の鬼才」と称される作者ならではの魅力が凝縮されており、多くの読者の心を掴んで離しません。
なぜこの物語がそれほどまでに人々を惹きつけるのか、その核心となる作品の見どころを3つのポイントに分けて詳しく解説します。
心をえぐるリアルな心理描写
本作最大の見どころは、登場人物たちの生々しい感情の描写にあります。
愛と依存、加害と被害、罪悪感と執着といった、人間の内面に渦巻く複雑な感情が、キャラクターの微細な表情の変化や痛切なモノローグを通して、繊細かつ大胆に描かれています。
特に、歪んだ関係性の中で揺れ動くゆいと景の心情は圧巻で、読者はまるで彼らの共犯者になったかのように物語に引き込まれます。
これは単なる恋愛物語ではなく、人間の心の深淵に迫る重厚な人間ドラマと言えるでしょう。
息をのむスリリングなストーリー展開
前述の通り、物語はゆいと景の再会から大きく動き出します。
かつて優しかった「にいちゃん」が、ゆいを支配する存在へと変貌していく過程は非常にスリリングです。
支配する側とされる側、救う側と救われる側の立場が目まぐるしく入れ替わり、加害者と被害者の境界線すら曖昧になっていきます。
物語の裏に隠された真実が少しずつ明らかになるサスペンスフルな展開は、一度読み始めたら最後まで一気に読み通してしまうほどの疾走感があり、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。
多様な解釈を生む衝撃的な結末
「にいちゃん」の結末は、一般的なハッピーエンドやバッドエンドという言葉では決して片付けられません。
読者の感想が「最高の純愛」から「後味が悪い鬱展開」まで大きく分かれることからも、その結末がいかに衝撃的であるかがわかります。
二人だけの世界で完成する救いの形は、社会的な倫理観や常識を根底から揺さぶり、読者自身の価値観を試すような鋭い問いを投げかけます。
読了後も「本当の愛とは何か」「彼らにとっての幸せとは何か」と考えさせられ、何度も読み返すたびに新たな発見がある、非常に強い余韻を残すエンディングです。
感想・レビュー・口コミ・評価

漫画「にいちゃん」を読んだ人々の感想・レビュー・口コミ・評価は、「最高傑作」という絶賛から「後味が悪い」という意見まで大きく分かれるのが特徴です。
ここでは、様々な視点からの評価をまとめました。
ポジティブな感想
「圧倒的な衝撃作」「忘れられない」
多くの読者が、その強烈なストーリーと深い心理描写に「すごい」「圧倒された」と衝撃を受けています。
愛と依存、加害と被害が複雑に絡み合う関係性を、作者の卓越した表現力で描き切っている点が高く評価されています。
「これも一つの純愛・ハッピーエンド」
世間一般の倫理観では測れない二人だけの関係性を、「これはこれで一つの愛の形」「本人たちが幸せならハッピーエンド」と肯定的に捉える感想も多数見られます。
歪んだ関係の中から生まれる救いの形に、カタルシスを感じる読者も少なくありません。
「キャラクターが魅力的」
主人公のゆいをはじめ、にいちゃん(景)、そして友人である舞子など、登場人物の人間臭い魅力に惹かれるという口コミも目立ちます。
特に、物語に光を差す舞子の存在を高く評価する声が多く上がっています。
ネガティブな感想
「後味が悪い」「読んでいて辛い」
物語のテーマが非常に重く、性加害やトラウマといった描写も含まれるため、「後味が悪い」「モヤモヤする」「鬱になる」といった感想も一定数存在します。
スカッとする展開を期待して読むと、精神的に大きな負担を感じる可能性があります。
「共感できない」
キャラクターの行動や心理に共感できず、物語に入り込めなかったという意見もあります。
特に、綺麗な物語や王道のハッピーエンドを好む読者からは、「理解できない」という評価がされがちです。
総じて、「にいちゃん」は読者の価値観や経験によって評価が大きく変動する作品と言えるでしょう。
しかし、賛否両論を巻き起こすこと自体が、この作品が持つ底知れぬパワーの証明でもあります。
心をえぐられるような強烈な読書体験を求める方には、間違いなく心に残る一冊となるはずです。
作者はらだ氏

衝撃作「にいちゃん」を生み出したのは、「BL界の鬼才」との呼び声も高い漫画家、はらだ氏です。
プロフィールと作風
はらだ氏は、2014年に初の単行本『変愛』でデビュー。
同年発表の『やたもも』が大ヒットし、一躍トップBL作家の仲間入りを果たしました。
その作風は、ただ甘いだけの恋愛模様ではなく、人間の暗部や複雑な心理、歪んだ愛情などを鋭く、そして時に過激に描き出す点に特徴があります。
読者の心を深く揺さぶる衝撃的なストーリー展開と、圧倒的な画力で描かれるリアルな感情表現は、一度読めば忘れられない強烈な印象を残します。
創作のルーツと人柄
はらだ氏の創作には、手塚治虫氏の『火の鳥』や高橋留美子氏の作品、さらにはゲーム『真・女神転生Ⅲ』など、ジャンルを問わず多様な作品が影響を与えているそうです。
創作においては「わかりやすく描く」「好きに描く」ことを大切にされているとのことです。
また、ご自身のSNS(Xアカウント: @harada_info)では、作品に関する情報発信も行なっており、ファンにとっては貴重な情報源となっています。
他の代表作
「にいちゃん」で興味を持った方は、ぜひ他の作品も手に取ってみてください。
はらだ氏の多様な魅力を感じられるはずです。
- 『やたもも』: はらだ氏の出世作。こちらも一筋縄ではいかない関係性を描いた名作です。
- 『よるとあさの歌』: バンドマンたちの荒々しくも切ない恋愛模様を描きます。
- 『ワンルームエンジェル』: 衝撃的な作品が多い中で、温かく優しい感動を呼ぶと評判の作品。
- 『ハッピークソライフ』: 長期連載中の人気作。タイトル通り、予測不能な展開が魅力です。
このように、はらだ氏は「にいちゃん」以外にも多くの名作を生み出しており、その鬼才ぶりを発揮し続けています。
にいちゃんはどこで読める?のまとめ
