「その着せ替え人形は恋をする最新話はどこで読める?」
「あらすじや登場人物について詳しく知りたい!」
「見どころや評判は?」
と気になっている方も多いでしょう。
この記事では、そんな方のために、その着せ替え人形は恋をする最新話」を徹底解説!
どこで読めるのか、物語のあらすじ、登場人物の魅力やファンが注目する見どころポイント、レビュー、さらには、作品を生み出した福田晋一氏についてもご紹介し、作品の魅力を深掘りしていきます。
その着せ替え人形は恋をするはどこで読める?ヤングガンガンで読めます。
結論からいうと、その着せ替え人形は恋をするは、ヤングガンガンで読むことができます。
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作品のあらすじ・ネタバレ・概要
主人公の五条新菜は、ひな人形作りという周りと異なる趣味を持つため、友人のいない学生生活を送っていました。
ある日、自宅のミシンが故障してしまったため、学校でひな人形の衣装を作っているところを、クラスメイトの喜多川海夢に見られたことから物語が始まります。
常にクラスの中心にいて読者モデルとしても活躍中の美少女・喜多川海夢は大好きなアニメやゲーム、マンガが大好きで、一番好きなキャラクター・エロゲの「聖♡ヌルヌル女学園~お嬢様は恥辱倶楽部ハレンチミラクルライフ2~(ヌル女2)」の雫たん(黒江雫)のコスをするため、衣装を作っていました。
しかし、おおざっぱで不器用な海夢の作る衣装は、新菜が引くくらいヒドイ出来だったため、服が作れる新菜に「コスプレ衣装を作ってほしい!」と依頼します。
自分とは真逆の世界で生きている人からの依頼に戸惑う新菜でしたが、海夢の熱意に動かされ、海夢の衣装を制作することを決めます。
初めてのコスプレ衣装作成、短い制作期間(新菜の勘違い)、祖父のケガ、中間テストなど様々な障害が起きてしまい、間に合わないかもしれないと悲観し中途半端な自分に涙する新菜ですが、何とか衣装が完成させ、海夢を憧れの雫たんとしてコスプレイベントに参加させることができました。
これで海夢との関係も終わりと思った新菜ですが、一番好きなキャラクターが50人以上もいる海夢との関係は続いていきます。
その後も「ネオンおねーたま」「ベロニカたゃ」「リズきゅん」「雫たん(文化祭Ver.)」「麗様」など様々なコス衣装を作っていきますが、海夢は真摯に衣装を作ってくれる新菜に対し恋心を芽生えさせ、新菜もまた、海夢の好きに向ける情熱やひたむきさから彼女への想いを深めていくことになります。
そして海夢だけでなく、海夢憧れの人気コスプレイヤー・ジュジュ(乾紗寿叶と乾心寿姉妹)から「フラワープリンセス烈!!」のブラックリリィ(&颯馬お兄ちゃん)の衣装を依頼されたり、文化祭の仮装コンテスト用に「生徒会長はNo.1ホスト(通称生ホス)」の麗様の衣装を作る過程でクラスメイトとの関係が生まれたりと海夢以外との人間関係も深まっていくのも見どころです。
主な登場人物
五条 新菜(ごじょう わかな)
名前 | 五条 新菜 |
学年 | 柏の葉高校1年生(1年5組) |
誕生日 | 2003年3月21日 |
趣味 | ひな人形作り |
アニメCV | 石毛 翔弥、高柳知葉(幼少期) |
ドラマCAST | 野村 康太 |
「喜多川さん…とても綺麗でした…」
本作の主人公。
新菜は幼い頃に見たひな人形に心を奪われ、祖父の営む老舗人形店「五条人形展」で祖父の指導の下ひな人形の顔をつくる「頭師」を目指す男子高校生です。
両親を早くに亡くし祖父と2人暮らししているため、家事も一通りすることができ、幼い頃からひな人形や衣装を制作しているため、裁縫に長けています。
物事に真摯に取り組む真面目な人性格で、背も高く顔も悪くないけれど、幼い頃に自身の趣味を否定されたトラウマから、友達付き合いを苦手としていて、時に掃除当番を頼まれるなどパシリにされることもあるほどです。
最初こそ、コスプレ衣装作りを断ろうとしましたが、海夢の熱意に負けて制作することになってからは、エロゲであっても全力でプレイし原作に忠実な衣装を作るために勉強を惜しまない努力家です。
コスプレ衣装制作を通じて、ひな人形制作の腕や内面が成長する姿が見るべきポイントの一つといえるでしょう。
喜多川 海夢(きたがわ まりん)
名前 | 喜多川 海夢 |
学年 | 柏の葉高校1年生(1年5組) |
誕生日 | 2003年3月5日 |
趣味 | 漫画、アニメ、ゲーム(エロゲ含む)、コスプレ |
アニメCV | 直田 姫奈 |
ドラマCAST | 永瀬 莉子 |
「コスってね 究極の愛じゃんっ」
本作のヒロインで、主人公と同じクラスに所属しているギャルで読者モデルをするほどの美少女。
母を早くに亡くしたため父子家庭で育ち、高校からは父親が単身赴任中のため一人暮らしをしていますがおおざっぱな性格から家事全般は苦手としていて、料理もご飯に何かを乗せたメニューしか作れません。
手先も不器用で、つけまつ毛は自分でつけられず、自作のコスプレ衣装も新菜に酷評されるほどです。
しかし、「好きな事を好きと言って好きにやって何が悪い」と、アニメやゲームが大好きな筋金入りのオタクであることをオープンにした上で、友人とも良好な関係が気づけているコミュ力の高い美少女です。
自分の「好き」に忠実で、新菜から「行動力!」と内心ツッコまれるほどの行動力が魅力的なキャラクターです。
五条 薫(ごじょう かおる)
名前 | 五条 薫 |
誕生日 | 不明 |
アニメCV | 斧 アツシ |
ドラマCAST | 山田 明郷 |
「喜んでほしいから しんどくっても頑張れるもんだぞ」
新菜のおじいちゃんで、ひな人形職人「頭師」として活躍しながら、「五条人形店」を経営しています。
頭師としての薫は、新菜が尊敬する存在で、腰を痛めた時でさえ「毎日手を動かしていないと腕が鈍る」と、筆をはなさない職人気質のおじいちゃんです。
しかしながら普段の生活では、新菜を見守り導く懐の広さや、海夢の食生活を心配し夕食に誘うなど面倒見の良い人です。
新菜が購入した女性用のストッキングを見て驚きのあまり腰を痛めることになっても、コスプレ衣装を制作すること自体には否定することなく応援するなど、新菜の良き理解者です。
乾 紗寿叶(いぬい さじゅな)
名前 | 乾 紗寿叶 |
学年 | 桜ノ宮女子高2年 |
誕生日 | 2002年6月1日 |
アニメCV | 種﨑 敦美 |
ドラマCAST | 池田 朱那 |
「通報されたくなかったら、私…ジュジュに衣装を作りなさい!」
「ジュジュ」というコスネームで活動する美少女コスプレイヤー。
海夢が着た雫たんのコス衣装に一目ぼれし、魔法少女になりたいという夢をかなえるため、既製品からの補正では難しい「ブラックリリィ(悪堕ちした二階堂シオン)」の衣装を新菜に依頼します。
新菜の家を確認するため、コスプレイベント帰りの新菜の跡をつけるなど、海夢とは違った行動力のあるキャラクターです。
新菜たちより1つ年上の高校2年生ですが、背が低く童顔のため、2人からは最初、中学生か小学生だと思われていました。
原作やキャラクターを理解せずに「衣装が好み」というだけでコスプレをするようなコスプレイヤーが嫌いで、自信もキャラクターのイメージを壊さないようにクオリティの高いコスプレをしています。
言いたいことをハッキリと伝える気の強い性格ですが、妹が大好きで妹にはとてもやさしい表情で接する優しいお姉ちゃんです。
暗がりを怖がったり、新菜に手を握られただけで気を失うほど男性に免疫がない一面もあります。
乾 心寿(いぬい しんじゅ)
名前 | 乾 心寿 |
学年 | 中学生 |
誕生日 | 9月29日 |
アニメCV | 羊宮 妃那 |
ドラマCAST | 豊島 心桜 |
「もっともっとかわいく撮りたいってなります」
紗寿叶の妹で、姉のコスプレ衣装のカメラ担当やSNSの運用などを担当している中学生です。
「ジュジュ」という名前も心寿がつけました。
姉とは違い、背も高く発育も良い彼女ですが、性格は内気で人見知りですが、姉の話をする時だけは目をキラキラさせて話すほど紗寿叶のことが大好きです。
紗寿叶のコスプレを見て、実は自分もコスプレをしてみたいと思っていましたが、自分には似合わない、姉に嫌われたくないという気持ちからできずにいましたが、新菜の勧めで「烈!!」の合わせの時にコスプレデビューしました。
姫野 あまね(ひめの あまね)
名前 | 姫野あまね |
学年 | 大学生(実写版では高校3年生) |
誕生日 | 情報なし |
アニメCV | 未登場 |
ドラマCAST | 塩﨑 太智 |
「僕男なので」
女装コスプレイヤーとして活動している男性キャラクターです。
小柄で中世的な顔立ち、声もあまり低くないため、コスプレ中に男性だと気づかれることがありません。
自分の容姿に自信がなかった時に、姉の勧めでメイクを試したことがきっかけでコスプレを始めました。
しかし、恋人に趣味を理解してもらえず分かれた過去があり、女装にコンプレックスを抱いていましたが、新菜や海夢との出会いで自信をつけることができました。
作品の見どころ
この作品はコスプレがテーマのラブコメですが、魅力的なストーリーやキャラクター、主人公の成長など見どころがたくさんあります。
海夢の夢を叶えるために奮闘する新菜の姿や、海夢の好きに全力で向かう姿に心が動かされた読者も多いのではないでしょうか?
「好きなものに男女は関係ない」という言葉のとおり、コスプレというテーマを通じて、個々の「好き」を大切にする姿勢が強調されていて、現代の若者にとっても非常に興味深いテーマとなっています。
さまざまな葛藤やコンプレックスを抱えているキャラクター達が自分の好きをどうしていくのか、キャラクター達を通じて自分の好きを見直す良い機会にもなるマンガです。
そして、日本の伝統文化であるひな人形と、コスプレが融合するという今までにない組み合わせのストーリーもさることながら、新菜を通してコスプレの魅力や楽しさなどを学ぶことができるところもオススメポイントです。
衣装の作成過程や撮影・メイク技法などコスプレに関する知識や技術も描かれていて、コスプレを知らない読者もコスプレについて知り、楽しめるようになっています。
この作品を読むことでコスプレという新しい世界を知り、自分の世界が広がった読者もいることでしょう。
衣装を作成する過程で出会ったジュジュやあまねなど他のレイヤーとの交流で訪れる心境の変化、文化祭を通じてクラスメイトと育んでいく友情、真逆のタイプの二人がどのようにお互いを支え合う存在に変わっていくのか、など人間関係が希薄だった新菜の心の成長も見どころの一つです。
このように「その着せ替え人形は恋をする」には読者にとって共感できる要素が多く盛り込まれています。
主な読者層は20~40代の男性読者のヤングガンガンですが、優しいタッチの絵や丁寧なストーリーが女性にも好評で、女性ファンも多い作品になっています。
感想・レビュー・口コミ・評価
「その着せ替え人形は恋をする」の代表的な口コミやレビューを一部紹介します。
人形師さんのお仕事のことをまるで間近にして観ることをできた点か貴重です。
海夢ちゃんが本当に可愛くて、こんな恋してみたい!と思いました。あにこれより引用
タイトルと表紙に惹かれました。
好きな事をやるのに躊躇せず進むヒロインに目がはなせない!
コスプレという私には馴染みの無い題材だが分かりやすく、リスペクトを感じます!
きっとコスプレ好きな方はあるあると感じられるのでは。
軽快に展開が進むので一気に読めました。
面白かったです!Amazonより引用
引っ込み思案の主人公、五条新菜と陽キャギャルの喜多川海夢の出会いから始まるお話。コスプレと衣装作りを通して五条くんの人間的な成長や葛藤が描かれています。人付き合いにおいて初めてだらけの五条くんの初々しい反応が可愛いです。
コミックシーモアより引用
まさかこの作品で、こんなに読んでてパワーを吸い取られるとは思いもしなかった。前巻から気合の入りようがいつもと違う五条くんがついに衣装を完成させ、海夢ちゃんと共に冬コミへ参戦!いや……これ、いつかアニメで観たいな。とんでもない話だった。キャラに憑依された海夢の普段の雰囲気からは想像もできない表情と雰囲気に圧倒されました。ただ、これから五条くんと海夢ちゃんの関係はどうなるんだろう?少なくとも五条くんは何かが変わったみたいだし…ほっこりラブコメは戻ってくるんだろうか…?w 続き気になりすぎる…
読書メーターより引用
マジで着せ恋面白いから皆見て!
— ひとよ (@KIMITOHITOYO) December 20, 2024
嫌な奴いないから安心して楽しんで🌸
つーか、コスプレの作品だけどいろんなオタクに刺さると思うぞ😁 https://t.co/C9IX6kIg80
作者は福田晋一氏
作者は「福田晋一」といい、本名や出身地など詳しいプロフィールは明かされていません。
男性名のようなペンネームですが、実は女性の方です。
顔出しはされていないそうですが、過去にサイン会に参加されたそうで、参加者からは「かわいい女性」「声も声優さんみたいにかわいい」という情報がありました。
男性名を使用しているのかは明らかにされていませんが、個人情報を守るため、少年マンガは女性作家だと売れにくいという風潮があるためと推測されています。
2006年に第23回エース新人漫画賞奨励賞を受賞し、2007年の「うわばみ絵巻」(月刊少年エース)という読み切り作品で漫画家としてデビューし、その後も「月刊少年エース」や「ヤングガンガン」などで活躍されています。
デビュー作の「うわばみ絵巻」は妖怪や神話の要素を取り入れたストーリーで、妖怪の中でも特に酒豪として知られた大蛇の化身「うわばみ」がどのように人々と関わり、どのような冒険を繰り広げるのかが描かれた作品です。
初の連載作品である「シバラク」(月刊少年エース)は、幼少期に“先生”を殺された主人公が、仇を討つために参加した反乱鎮圧軍での戦闘と日常生活を描いた物語で、2009年から2011年にかけて『月刊少年エース』で連載されました。
他にも、ヤンキーで硬派に見える兄が実の妹に本気で恋した「桃色メロイック」(ヤングキングコミックス)があります。
この作品は禁断の兄弟愛がテーマのため、好き嫌いが分かれる作品ですが、「その着せ替え人形は恋をする」と並ぶ福田氏の代表作となっています。
本記事で紹介した「その着せ替え人形は恋をする」は2018年に連載が開始され、2020年に「みんなが選ぶ‼電子コミック大賞2020」にて男性部門賞、「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」で3位に選ばれました。
2022年にアニメ化された後も、2023年には連載5周年を記念した展覧会、2024年には実写ドラマ化、2025年にはアニメ第二期を放送予定、と様々なメディアで人気を博しています。