今回は、ワンパンマンの原作はどこで読めるのかをお知らせします。
ワンパンマンの原作は、2009年から連載されて、2024年10月現在で151話まで続いています。
原作の魅力を知った漫画家の村田雄介氏の連絡がきっかけで、「となりのヤングジャンプ」でリメイク版ワンパンマンが誕生しました。
その後アニメ化され幅広いファンを持つようになりました。
そんな人気作品のワンパンマンの原作がどこで読めるのか、この作品について詳しいところまで全て分かりますよ!
これを読めば、あなたもワンパンマンの原作の魅力にはまるかもしれません。
※注意:記事にはネタバレを含みますので、ご注意ください。
- ワンパンマンの原作は作者のホームページで読める
- あらすじや主要な登場人物に関する詳細
- 作品の見どころや他の読者の感想レビュー
- 作者の他の作品もご紹介
ワンパンマンの原作はどこで読める?作者のホームページで読めます。
結論からいうと、ワンパンマンの原作は、作者のホームページで読むことができます。
実は、ワンパンマンの連載が始まった頃は、ウェブコミック投稿サイト「新都社(にいとしゃ)」に掲載されていたのですが、途中からは作者のホームページの掲載に変更されました。
作者のホームページは、第1話〜最新話まで無料で閲覧できます。
ワンパンマン公式サイトに移ればすぐに読めるので、ぜひお楽しみください。
▼ワンパンマン公式サイト
ワンパンマンはこちらから
ワンパンマンの原作は終了した?
ワンパンマンの原作は、2024年10月29日に更新された151話まで続いていて、継続中です。(2025年1月現在)
この作品は、本来は練習用に発表されたものだったので、一般的に販売されている漫画のように連載という形を取っていません。
また、過去には2017〜2019年に休載期間があり、その際にはホームページに休載のお知らせがあったようです。
確認してみると、ホームページ上に、特に原作が終了したという告知はありません。
作者は、リメイク版のワンパンマンや、他の作品の制作にも追われて多忙のため、趣味にも近いワンパンマンの原作の投稿は不定期になっても仕方がありませんね。
不定期でも投稿されている様子なので、原作が終了したわけではなさそうです。
最新話の投稿が待ち遠しいですね。
作品のあらすじ・ネタバレ・概要
主人公サイタマは、趣味でヒーローをやっています。
遡ること3年…就職活動中だったサイタマは、通りがかりにいた怪人から1人の少年を守りました。
この事から、サイタマは子ども時代に「ヒーローになりたい」と考えていたのを思い出します。
それからは、うまくいっていなかった就活をやめ、ヒーローになろうと努力を始めます。
独自のトレーニングをコツコツと3年間行い、その結果ワンパンチで敵を倒せるほどの力を手に入れました。
あまりにも強力な力を得た一方で、ワンパンマンは頭が禿げあがり、スキンヘッドになってしまいました。
いつもワンパンチで相手を倒せてしまうワンパンマン。
望み通りにヒーローになれたのに、無気力になってしまうのはなぜでしょうか?
「圧倒的な力ってのはつまらないもんだ」
ある日、サイタマは負けそうになっていたサイボーグ・ジェノスの危機を救います。
サイタマの圧倒的な強さと人柄に惚れ込んだジェノスは、弟子入りを希望するのでした。
ジェノスを通して、サイタマはヒーローと怪人について学び、やがてヒーロー協会に入る決意をします…。
主な登場人物
登場人物の後のカッコ内は、ヒーロー協会から与えられたヒーローネームです。
サイタマ(ハゲマント)

ヒーローを趣味にしています。
就活中に偶然悪者から子どもを救って、ヒーローに目覚めました。
禿げるくらい懸命に研鑽し(※注:普通の筋トレメニューだけで)強いヒーローになってしまいます。
強いのに、とても人間臭いキャラクターです。
ジェノス(鬼サイボーグ)

サイタマに助けられたことがきっかけで、その強さと人柄に惹かれて弟子入りしました。
とっても強く、ヒーロー協会の入会試験では、師匠のサイタマよりもランク上のS級にいきなりランクインしています。
イケメンなのに、その恵まれた容姿を気にも留めない、謙虚で真面目な性格です。
バング(シルバーファング)

サイタマとジェノスのことを気にかけている老人ヒーローです。
見た目は細身で普通のおじいさんのようですが、鍛え抜かれた身体の持ち主です。
ガロウの師匠でもあります。
(ガロウは破門されました)
キング

強面で、目には過去の戦いの傷跡があるとても強いヒーローで、ヒーローの王者だからキングと呼ばれています。
ところが、過去の全ての戦いは、偶然キングが居合わせていただけなのでした。
周囲から誤解されて、なぜかキングが倒したことになっているというのです。
本当の正体は、ゲーム好きの引きこもりオタクで、正体を知ったサイタマとはゲーム友達になっています。
フブキ(地獄のフブキ)

タツマキの妹です。
小柄な姉・タツマキと対照的に、長身のナイスボディです。
フブキの方がタツマキの姉だと誤解される事もあります。
ちょっと姉に対してコンプレックスを持っているのか、拗らせ女子です。
自分は姉とは違うと誇示したいのか「フブキ組」という派閥を持っています。
超能力者で、念動力を使った攻撃「地獄嵐」が特徴です。
タツマキ(戦慄のタツマキ)

フブキの姉です。
大人なのに少女のような外見なので、子ども扱いを受けては憤慨しています。
プライドが高く常に威張っていますが、自主的にヒーロー活動を行うほど正義感の強い一面もあります。
超能力が強く、それによって周りを戦慄させるので「戦慄のタツマキ」というヒーローネームを与えられました。
ガロウ

バングの一番弟子で、彼の元で「流水岩砕拳」を学んでいました。
ところが、トラブルを起こして破門されてしまいます。
自称「怪人」で、ヒーロー狩りに夢中になっている若者です。
戦いに関してのあらゆる知識を持ち、天才的な格闘センスの持ち主です。
作品の見どころ
ユニークなストーリー
この作品は他にはないユニークなストーリーが特徴です。
主人公サイタマは、文字通り「ワンパンチ」で敵を倒せます。
題名の通り「ワンパンマン」です。
そんなに強いヒーローなら、さぞかし本人も満足しているのかと思いきや、サイタマ自身は満たされていません。
満たされないだけでなく、退屈を感じているのです。
そんな矛盾したシチュエーションは、従来の絶対的でキラキラなヒーローとは違っていて、新鮮に感じるかもしれません。
ワンパンチのシーンの直前までは長々とストーリーが続いていても、サイタマの一撃で、あっという間に完結してしまいます。
それを爽快に感じるのか、物足りなく思うのか?読む人によって意見が分かれるところでしょう。
多彩な登場人物
ワンパンマンには、それぞれに異なった成り立ちを持つ多彩な登場人物が現れます。
作者のシンプルな線で描かれた絵は、登場人物に不思議な魅力を与えています。
ヒーローたちは、独自の信念によって敵を倒しています。
また、彼らの姿形や行動に、驚きや面白さを感じ、続きを読みたくなってしまいます。
ヒーローだけでなく、怪物など全てのネーミングセンスには、読んでいて笑いが絶えません。
みんながクセ者揃いなおかげで、サイタマの飄々とした雰囲気が際立ちます!
また、サイタマと他の登場人物の交流は、サイタマが相手をフラットな立場で捉えていて、嫌味がなく共感が持てるでしょう。
サイタマとジェノスの関係性
サイタマは、弟子となってくれたジェノスとの出逢いにより、ヒーローや怪人について学びました。
3年間もヒーローをやっていたのに、ヒーロー協会の存在を知らなかったサイタマ。
ヒーロー協会に入っていない者は、ただの変態として白い目で見られてしまうということも…。
それを教えてくれたジェノスと共にヒーロー協会の試験を受ける場面は、かなり滑稽です。
ヒーロー階級も、師匠のサイタマよりジェノスの方が高いランクに決定し、サイタマはちょっといじけています。
そんな場面からもわかるように、サイタマはカッコいいヒーローではなく、限りなく人間臭いヒーローです。
感想・レビュー・口コミ・評価
そもそも原作が『コミックスタジオの練習がてら描いてみた』っていうところから入っている作品らしく、よくもまぁここまで大きくなったもんだと感心しきりである。それもこれもやはり原作者ONEの才能ゆえであり、ここが一番のポイントだと思う。
作品データーベースより引用
個人的には村田ワンパンパンを読む前に、是非ONE先生の原作を読んで欲しいと思う。度肝を抜かされる画力の無さである(笑)だがなぜかどちらもちゃんとした『ワンパンマン』なのである。
作品データーベースより引用
作者はONE氏
ワンパンマンの原作者は、ONE(ワン)氏(1986年新潟県生まれ、埼玉県出身の漫画家)です。
子どもの頃に読んだクレヨンしんちゃんの影響で、漫画を書き始めます。
ほかのマンガ家志望の方と同じように、小学生の時からノートにマンガを描いていて、将来はプロになりたいと考えていました。
大学生時代から、自身のサイトで漫画を投稿していました。
2009年漫画原稿制作ソフト・ComicStudioの練習のため、描き始めたワンパンマンが「新都社(にいとしゃ)」というウェブサイトコミック投稿サイトで人気となり、しばらく連載していました。
本人の意向で、ワンパンマンは新都社から自身の運営するサイトに移動し、公開されるようになります。
その頃、ワンパンマンの読者だった漫画家・村田雄介氏の連絡がきっかけで、この作品を一緒に制作することになりました。
2012年からは、リメイク版として村田雄介氏が集英社「となりのヤングジャンプ」に連載を始めます。
その後、2015年・2019年にテレビアニメとしても放送され、人気作品になりました。
トレーディングカードゲームや、プレイステーション・xboxやスマホでゲーム化もされています。
「ワンパンマン」原作は、個人のサイトで発表していたレアな作品から、幅広い年齢層のファンを持つ有名な作品になったのです。
このONE氏にしか描けない唯一無二の世界は、多くのファンの心を掴んでいます。
ONE氏の他の作品
モブサイコ100

モブサイコ100は、2012年に小学館のウェブコミック配信サイト・裏サンデーで連載が始まります。
2014年に、コミックアプリ・マンガワンで2017年まで連載を続けました。
2016年からはテレビアニメ化され放送が開始されました。
2017年には、第62回小学館漫画賞を受賞しています。
モブサイコ100のあらすじ
超能力を持った中学2年生の影山茂夫(モブ)は、超能力以外では地味で不器用な主人公です。
そんな自分を変えたくて、勧誘を受けていた脳感電波部を断ってでも肉体改造部に入部するモブ。
彼は、変わることができるのでしょうか?
魔界のオッサン
魔界のオッサンは、2012〜2013年に集英社のとなりのヤングジャンプで連載されました。
その後、となりの集英社とニコニコ静画のコラボ企画によって、数話分をまとめたものが再配信されています。
魔界のオッサンのあらすじ
魔界に住む鈴鬼一家と、周りの人々たちとのコメディが繰り広げられます。
主人公の中学生・鈴鬼タロウの父、鈴鬼タダシは「一家の大黒柱・係長」という設定です。
見た目はいかにも「オッサン」ですが、魔界では上位の実力者!
暴力は嫌い、という事ですが、危険な一面を持ち合わせています。
季節の移ろいなどは人間界と変わりないのですが、魔界という設定のために、喧嘩の際には登場人物たちは派手に暴れます…。
バーサス

「異世界もの」の作品です。
2023年〜講談社の月刊少年シリウスで連載中です。(2025年1月現在)
ONE氏が原作のみ担当で、漫画はあずま京太郎氏(漫画家)、構成はbose氏で、制作担当が分かれています。
紙のコミックの連載は正式なデビュー以降では初めての作品になります。
バーサスのあらすじ
人類は今、大魔王や魔王に支配され、魔族によって滅ぼされそうになっています。
世界中から選ばれた47人の勇者が魔王軍に立ち向かって…。