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Fけんはどこで読める?こちらで読めます。

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今回は、Fけんがどこで読めるのかをご紹介します。

Fけんは、2019年8月6日に発売した集英社の『週刊少年ジャンプ』の36・37合併号に掲載された読み切り作品です。 

この作品がどこで読めるのか、あらすじや登場人物などを詳しくご紹介します。

また、作品の見どころやレビューから、Fけんの作者である松井優征氏の代表作品まで、全てお伝えします。

これを読めば、今すぐにFけんに詳しくなれますよ!

※注意:記事にはネタバレを含みますので、ご注意ください。

記事のポイント
  • Fけんは少年ジャンプ+アプリで読める
  • あらすじや主要な登場人物に関する詳細
  • 作品の見どころや他の読者の感想レビュー
  • Fけんの作者の他の作品の紹介

Fけんはどこで読める?少年ジャンプ+アプリで読めます。

結論からいうと、Fけんは少年ジャンプ+アプリで読むことができます。

Fけんが収録されているのは、2019年36・37合併号なので、バックナンバーを購入することになります。

バックナンバーについては定期購読では購入できず、アプリから単品購入でのみご購入いただけます。

少年ジャンプ+より引用

まず、アプリのダウンロードが必要です。

少年ジャンプ+アプリはApple StoreやGooglePlayからダウンロードできます。

少年ジャンプ+アプリについて

スマートフォンやタブレットで以下へアクセスして下さい。

App Store

GooglePlay

アプリをダウンロードし、開くと、以下のようなトップ画面が現れます。

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アプリ内で「週刊少年ジャンプ」を検索してください。

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少年ジャンプの表紙の画面をタップすると、発売年・号ごとにバックナンバーが並んでいます。

ここから、Fけんが収録されている2019年36・37合併号のページへ移動できます。

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マイページでコインを購入し入手できます。(コイン購入は未成年の方は保護者の同意が必要です)

▼少年ジャンプ+アプリ
Fけんはこちらから

作品のあらすじ・ネタバレ・概要

ここは、私立軽寺高等学校。

この高校には、弱小で平凡な剣道部がありました。

先月、突然あの女が現れるまでは。

ある日、あの女(学校一の美人)が部室にやって来ました。

「マネージャーやらせて下さい…」

顔も体も完璧で性格は悪魔のような女に、副将の三原をはじめとした部員たちは改造されてしまいました。

確かに部員たちは、試合相手が驚くぐらいの気合が入っているようで、次々に勝ち進んで行きます。

ところが、やりすぎた攻撃で反則をして注意されてしまう部員も続出します。

そんな彼らを妖しげに飼い慣らす女は、不敵な笑みを浮かべて対戦校を恐怖に陥れました。

しかし、誰かに操られて強くなる剣道は邪道だと、富士は思っています。

部の存続に危機を感じる富士ですが、他の部員は女に操られるままに、見た目も動きもおかしくなったままです。

部員それぞれのフェチ(フェティシズム)を利用して、特定部位に対する飢えを攻撃本能に昇華させて叩き込むというのが女の戦略です。

それがフェチ剣道(Fけん)だと、女は自信満々に名付けました。

富士は、勝手なネーミングを聞かされて呆れかえっています。

「君も早くどこか(フェチ)に夢中にさせなきゃね♡」と女はささやきます。

所詮、この女は剣道に関しては入門書を読んだだけの素人です。

そんな状態に危機感を持つ富士は「正しい剣道部に戻さないと」と、焦ります。

剣道部が強くなったことは認めるけれど…。

「俺は正道で勝ちたいんだ」「剣道が好きで稽古をしていたんだ」と、富士は女に正道な剣道をやりたいと訴えます。

しかし、女に「一本取らなきゃ勝てないでしょ」と一蹴されました。

富士は、それを素人の邪道と言い切り、女に剣道部から身を引いて欲しいと伝えます。

「好きだけど勝てない剣道やってりゃいいよ」

彼女は、そんな富士に捨て台詞を言って去って行きました。

「男と楽しく遊んどけってんだ!」

そう言い返しながらも女のことが気になる富士。

別れ際の気まずさのまま彼女を見送っていると、女は向こうで大男に連れて行かれそうになって…。

主な登場人物

下の画像は、剣道部の部員たちです。

中心にいるのは、主人公の富士(主将)で、右手前は三原(副将)・右奥は霧島・左手前は鳥海・左奥は浅間(中堅)です。

主な登場人物
ナタリー

富士 

主人公で、真面目な剣道部の大将です。

ちょっと気弱そうな地味男子。

剣道部の異変を憂いています。

女 

女
ジャンプチャンネル

顔も体も完璧で美しいが、かなりクセの強いキャラクター。

名前は明らかにされていません。

非の打ち所がない完璧なルックスを利用して男性を惑わせる、悪い噂に事欠かない魔性の女子です。

そんな振る舞いの結果、男子からはラブレターを、女子からは画鋲を贈られるようになります。

自身の得意(特異!)な面を、余すところなく剣道部のマネージャー業に生かしていきます。

主将の富士には煙たがられますが、実は…。

三原

剣道部の副将です。

手を洗うのが趣味で少しシャイな手フェチの男子。

女の調教の結果、大量のヨダレを撒き散らし、取り憑かれたように小手を狙う狂戦士になりました。

浅間 

剣道部の中堅です。

女の美しい髪を見てから狂い始めた髪フェチの男子。

女からは、髪フェチを利用して、髪を保護する「面」を徹底的に破壊するように仕立て上げられます。

鳥海 

首筋フェチの男子。

胸元への突きが得意技になるように調教されます。

霧島 

くびれに憧れる男子。

くびれフェチを利用して胴への攻撃に特化するようになりました。

アスミ

女に「ゆーた」という名の彼氏を奪われた女子。

素直どころか、ギャルメイクで、素行が悪そうです。

ゆーた

アスミの彼氏。

お金持ちの家の息子で、物で釣って女にしつこく言い寄ろうとしていました。

倉方

大柄な男子で、都大会の個人戦で優勝しています。

剣道に対するプライドが高く、自信がみなぎっているようです。

女を成敗するために、アスミに頼まれてやって来ました。

難なく女をやっつけようとしますが…?

作品の見どころ

美女と野獣の組み合わせ?

この女、すごく美人でスタイルも良いです。

ところが「私の能力値(パラメータ)男子受け特化だからね」という本人の言葉通りの、男を惑わす魔性の女なので、読み始めから何かが起こる予感しかありません。

一方で、女に調教された剣道部員達は気持ち悪いです。

剣道部員が改造された様子が、「そんな人いるわけないでしょ」という変人レベルなので、読者は間違いなく気持ち悪さを感じることでしょう。

このような美女と野獣の組み合わせで、物語が成り立っています。

また、女のモテエピソードが振り切れていて面白いです。

モテ対象は高校の男子だけに止まらず、先生や議員まで…。

愛人関係にある国会議員を集めて党を作れば政権を取れるくらいの人数が集まるのだそうです。

そんな魔性の女が、剣道部員各自のフェチに合わせた変態プログラムで練習に取り組ませます。

その結果、驚きの能力開発をとげてしまうので、怖いもの見たさから続きを読みたくなります。

しかし、脅威の剣道の腕前を得るのと引き換えに、主将の富士以外は全員ノーマルな精神を失ってしまったので、富士は残念がっています。

こんなに変態になってしまって、彼らは元の素朴な人間に戻れるのでしょうか?

一見破天荒に見えるのに、正統派!

一見破天荒に見えるのに、正統派!
X

フェチを利用した剣道の特訓は、一見すると破天荒に思えます。

それはあまりにも奇抜で、富士にとっては許せないものでした。

どこにも正統派な要素は見当たらないですよね…。

しかし富士は、試合で部員が勝利を収めた時の彼女の笑顔が忘れられません。

それは、彼女が剣道部を本当に強くしたいと願っていることに富士が気づいたからではないでしょうか。

実際、女が倉方に成敗されそうになった時、女のカバンからは、「初めての剣道」という本や部活動ノートなどが見つかっています。

これらは、「部員別のフェチ開発ノート」「練習計画ノート」など各方面から剣道部員を鍛え上げるために作られたものでした。

フェチ開発、というのは邪道ですが、ノートを作るという面では、しっかりとマネージャーの仕事に取り組んでいました。

実は、剣道部の部室を訪れるずっと前から、女は剣道部員が練習に励んでいる姿を見つめ続けていたのです。

剣道部員はあんなにがんばっているのに、試合ではなぜ一本を取れないのか?

女はすでに勝つことについて調べあげていました。

そこで勝つためのポイントを見極め「私ならできる」と確信して、剣道部にやって来たという経緯があったのです。

こんなにも、ガチで剣道で勝利する事を考えている女は、実は正統派だったということが分かりましたね?

女がどのくらいの熱量で剣道について調べていたのかは、読んでからのお楽しみです!

感想・レビュー・口コミ・評価

ぶっ飛んだ部員のトリッキーさやフェチを取り入れた変態的な練習風景など、びっくりするような奇抜な設定なのですが、やっていることや教えてくれることは正統派の少年漫画・・・というまさに『暗殺教室』の勢いそのままです。

松井先生の漫画に出てくる登場人物って、みんな結局は「誰かのために」考えて行動してますよね。一見悪者に見える子も、実際悪かった子も、人にふれ人のために行動するようになる・・・。今回の読み切り『Fけん』の「彼女」(そういえば名前が出てこないですね)はまさにそのタイプでした。

はてなブログより引用

殺せんせーの松井優征先生の読み切り、変態描くの上手いなぁ(笑)

読書メーターより引用

「勝てないけれど真摯に練習に励んでいた剣道部の元へ魔性の女がやってきて、主人公以外の部員を『手フェチ・髪フェチ・首フェチ・くびれフェチ』の変態に仕立て上げ、執着心を高めることで試合に勝たせる」というあらすじ。

開幕早々、松井先生の狂気迸る描写全開で「ウヒョー!!これだよこれ…!」とテンション上がった。

そして1ページ目で「★正統派剣道譚開幕─!!」と勢いがあったアオリが、2ページめで「正統派…剣道…譚…!?」になってたのが草。

変態ばっかり出てきた流れが、主人公の覚醒で王道へ転じ、しかも同時にテーマである「フェチ」も抑えているオチがとても素晴らしく、さすが松井優征という感じ…!

主人公が変態的な剣道を批判したあとに女の子が言った、「好きだけど勝てない剣道やってりゃいいよ」という言葉は、ギャグ漫画でありながらやけにリアルに辛辣で印象に残った。

主人公の覚醒が熱い&女の子が可愛いので買って読んで間違いなし!!

マンバより引用

・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
なんつー青春マンガだ…もっとやってほしかったです、松井先生…

・特に好きなところは?
『Fけん』のヒロインである黒髪の女子、略称(仮称)「F子」の美少女ぶり…F子はしたたかな絶世の美女です。

・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
青春ものとしても、かなりの良作でした。「部活」に関して懐疑的な思考を持つ人や、「部活での活躍」に恵まれなかった人は、F子の行動に思うところがあると思います。

マンバより引用

作者は松井優征氏

作者は松井優征氏
ORICON NEWS

音楽一家で育った

「Fけん」の作者は、漫画家の松井優征氏(1979年埼玉生まれ)です。

父親も兄弟もクラシック音楽をする、音楽一家で育ちました。

読書が好きな子どもで、児童文庫をたくさん読んだそうです。

中学生時代の先生に絵をほめられたことから、絵を描いてみたいと思うようになります。

漫画家になりたいと思ったのもその頃なのだそうです。

人とかぶらない作品

松井優征氏の作品は、ちょっと変わった設定や画面作りをする「人とかぶらない」ものが特徴的です。

それはあくまでも「王道」を際立たせるためにあるのだと、本人は語っています。

松井優征氏の代表作は、漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』『逃げ上手の若君』です。

松井優征氏の他の作品

魔人探偵脳噛ネウロ

魔人探偵脳噛ネウロ
日本テレビ

2004年に赤マルジャンプと週刊少年ジャンプに掲載された同じタイトルから、2005〜2009年の間に少年ジャンプで連載されました。

2007・2008年には、テレビアニメが放送されました。

「謎」を食べるネウロが、謎を求めて地上にやってくる場面から始まりますが、ネウロの姿が独特で印象的です。

「食べること」がテーマになっています。

魔人探偵脳噛ネウロはこちらから読めます

暗殺教室

暗殺教室
少年ジャンプ

『暗殺教室』は、2012年〜週刊少年ジャンプで連載が始まった後人気が高まり、2015・2016年〜テレビアニメでも登場し、2015・2016年には映画化もされました。

連載は2016年まで続きました。

異形の宇宙人「殺せんせー」と椚ヶ丘中学校の落ちこぼれの生徒との、生死をかけたストーリーです。

『魔人探偵脳噛ネウロ』とつながっていることがわかるような描写があります。

暗殺教室はこちらから読めます

逃げ上手の若君

逃げ上手の若君
少年ジャンプ

『逃げ上手の若君』は、2021年〜週刊少年ジャンプで連載中です。

鎌倉時代から室町時代の北条時行の生涯を描いた歴史ものです。

単行本の累計発行部数は400万部を突破するほどの人気作品です。(2024年12月現在)

2024年7〜9月にテレビアニメ第一期が放送され、その後も引き続き第二期の制作が発表されています。

逃げ上手の若君はこちらから読めます

Fけんはどこで読める?まとめ

  • Fけんは、少年ジャンプ+アプリで読める
  • Fけんは、2019年8月6日に発売した集英社の『週刊少年ジャンプ』の36・37合併号に掲載された読み切り作品
  • 高校の剣道部に、魔性の女がやって来てフェチ剣道「Fけん」を部員に教えるストーリー
  • 登場人物は、主将の富士・女・副将の三原・中堅の浅間・鳥海・霧島・アスミ・ゆーた・個人戦で優勝歴のある倉方
  • 見どころは、美女と野獣の組み合わせが特徴的な登場人物・一見破天荒に見えるのに正統派な内容
  • 作者は松井優征氏
  • Fけんについて、読者は松井優征作品らしい描写に喜びを表している
  • 松井優征氏の有名な作品は、魔人探偵脳噛ネウロ・暗殺教室・逃げ上手の若君
  • 松井優征氏の作品は、奇抜な設定ながらも、王道を大切にしたものが多い